完全攻略ウルトラマラソン練習帳
タイトル 完全攻略ウルトラマラソン練習帳
ページ数 223ページ
読みやすさ ☆☆☆☆
取り入れやすさ ☆☆☆☆
対象ランナー
ウルトラマラソン完走が目標の人
著者の経歴
岩本能史
1966年横浜生まれ。
株式会社 オフィス・マイスター代表
club MY☆STAR ランニングチーム主宰
スパルタスロン 完走7回
BADWATERウルトラマラソン 完走5回
24時間走世界選手権日本代表 4回
100kmマラソンは誰でも快走できる (ランナーズブックス 2012年)
内容
13週間の練習でウルトラマラソンを完走するためのメニューが紹介されています。
フルマラソンの記録をもとに100㎞の目標タイムを設定する方法、更に主要な大会のアップダウンを考慮した係数まであります。
(算出された目標タイム)×1.1(アップダウンを考慮した係数)=(その大会の目標タイム)
練習はフルマラソンサブ4.5、サブ4、サブ3.5、サブ3用と4パターンと、レベル別のメニューが揃っています。
感想
ウルトラマラソン(安芸太田しわいマラソン88㎞、とびしまウルトラマラニック100㎞)に挑戦してダブルリタイアしたときにどんな練習をすればいいんだと悩んでいたときに見つけた本です。
とびしまランナー奮闘記は、初期はこの『完全攻略ウルトラマラソン練習帳』の練習記録でした。
リタイアした翌年の呉とびしまマラソン(フルマラソン)が豪雨災害で中止になってしまったので前年に達成したサブ4で練習メニューをこなしました。
安芸太田しわいマラソンまで時間があったので13週間×2をこなしました。
安芸太田しわいマラソンととびしまウルトラマラニックの間は12週間しかなかったので2週目のメニューからスタートしました。
結果はどちらも完走しました!
メニューは基本的に平日は10~20㎞、週末は30~60㎞で休みは平日1回と週末1回。
フルマラソンを歩くことなく完走する脚力があればこなせないメニューではありませんでした。
ただ難しいのは、体調管理とスケジュール管理です。
15㎞や20㎞を走るとどうしても2時間近くかかります。
平日に2時間使うと他のことをする時間がやはり少なくなってしまうのでどうしても走れなかったり、無理をすると翌日疲れが抜けなかったり…
なので私は、不測の事態に備えて1週間ごとに区切ってメニューを可能な限り前倒ししていました。あと、ジョギングというメニューも気持ちペースを速めにしてメニュー以上に休んでしまっても練習不足にならないようにしました。
2020年はサブ10目指します!
とびしまランナー (@tobishimarunner)
https://twitter.com/tobishimarunner?s=09