ランニングについて知りたいならのこ1冊『ランニングの科学』
タイトル
ランニングの科学
ページ数
190ページ
読みやすさ ☆☆☆☆☆
取り入れやすさ ☆☆☆☆
対象ランナー
初心者からベテランまで
著者の経歴
鈴木清和
スポーツマイスターズコア代表。駒澤大学陸上競技部出身。ACAF認定アスレチックトレーナー。現役時代にランニング障害に悩まされ、スポーツトレーナーや治療院、スポーツ医学センターなどを経て、痛みの原因と理想の走りを究明。現在はランニング障害専門のランニングクリニック・SMC(スポーツマイスターズコア)を運営しながら、テレビや雑誌などのメディア出演、イベント運営なども精力的に行っている。主な著書に、『痛くならない!速く走れる!ランニング3軸理論』、『やってはいけないランニング』、『トップアスリートのランニングフォームで自己記録がぐんぐん伸びる本』、『駒大式長く速く走る技術』、『初フル挑戦!サブスリー挑戦!マラソンは「骨格」で走りなさい』、『「筋肉」よりも「骨」で走れば速くなる!骨格ランニング』など多数。
内容
以前レビューした『痛くならない!速く走れる!ランニング3軸理論』が2015年発行、こちらが2018年発行なのでこちらの方が新しいです。
ランニングの強さとは?
レースでしっかりと実力を発揮でき、故障せずに走り続けられること、これができる人が強いランナー。
この強いランナーになるための方法が書かれています。
ランニングの土台となるもの
ランニングにおいて最も大事なのは、どれだけランニングを理解しているか。いくら筋力や心肺機能が強くなっても、無駄なくそれらの力を発揮する方法、技術を知らなければ強いランニングをすることはできない。
ランニングにおける強さ、土台について説明がされています。
解剖学の観点から
フォームについて
ランニングにおける悩みについて
トレーニングについて
フィジカルについて
故障について
レースについて
感想
左足の踵が痛むのでその対処方法を探していました。(『ゼロベースランニング』は痛みは体からのサインで、真摯に受け止めるべきとありましたが、具体的な対処方法が載っていませんでした(^-^;))
あと、弟子をとることになり弟子の質問にすぐに答えられないことがあったのでちゃんと勉強しようと思い買いました。
私は幸いなことに、持久走が得意でした。1000mを3:30で走ることができました。そのおかげで、フルマラソンの挑戦はただひたすら長く走れるようになることだけを考えればよかったので走ることについては「ペースを上げたくなっても我慢すること」だけを考えるだけでよかったのでほぼ感覚で走っていました。
どうやったら速く走れるのかなど考えたことがありませんでした(^-^;)
そういった意味で今回はかなり勉強になりました。
本としての感想は、オールカラーで見開きのどこかに必ずイラストや写真が入っているのでイメージしやすくて読みやすい!
技術的なことはもちろんですが、解剖学から説明がされているのでランニング中に体の中で起こっていることがわかるようになります。
体の中の変化がわかれば、練習メニューの意味がわかってくるので1回1回の練習でレベルアップできると思います。
簡単には語り尽くせないので、別記事で気づいたことなどを紹介したいと思います。
以前レビューした鈴木清和さんの『痛くならない!速く走れる!ランニング3軸理論』はこちら↓
痛くならない!速く走れる!ランニング3軸理論 - とびしまランナー奮闘記
痛みは体からのサイン、真摯に受け止めるべきと教えてくれた『ゼロベースランニング』はこちら↓
【YouTubeもあります】故障が続いているなら走りを見直そう!『ゼロベースランニング』 - とびしまランナー奮闘記
弟子ブログはこちら↓
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